イギリス旅行中に熱が出た!【後編】
こんにちは。わにです。
しんどい体を押してヨークにたどり着き、そのままホテルで寝込んでしまった相方。
熱が下がる気配がなかったので、日本人のブロガーさんが載せているPanadolという薬を買おうかなと思っていました。
別のお話に出てきた、コインランドリーに行った帰りだったので、一息つこうと、雰囲気の良さそうなカフェへ
おいしいチョコレートケーキと紅茶をいただきました❤️
ちょうど、50〜60代かな?お母さんのような雰囲気がある、ステキな女性の店員がオーダーを取ってくれたので、その時に聞いてみました。
わに「相方か熱を出したのですが、(写真を見せながら)この薬ってどうですか?」
My husband got fever during our trip here. Is this Panadol good you think?
店員さん「いいと思うけど、ここの隣にとてもいい薬局があるから、そこの人に相談してごらんなさい。もうすぐ閉まってしまうかもしれないから、今すぐに行った方がいいわ!」
I think it’s good but there’s a very good pharmacy next door. They should know a medicine that suits your husband. Try to tell them his symptoms. But you’d better hurry they might close soon. You can’t miss it.
そう言われ、食べかけのケーキと飲みかけの紅茶と、荷物を置いて、財布と携帯だけ持って隣の薬局に行かせてもらいました。
小さな街の、小さなお店だからできること、都会だとなかなか無い状況だなぁ笑、と思いながら。
もちろん荷物を置いていくのは、危険なこともあるかもしれませんので、決してマネしないでくださいね。
隣の薬局で、症状を伝えてもらったのがこれ。
これは、調べていたPanadolのような解熱剤が半分と、咳や鼻水の症状を止める成分も入っている薬とのこと。
4時間ごとに2錠服用します。
なんと、朝昼晩と分かれていて、それぞれ成分が違うようです。
飲み分けるタイプは日本ではあまり見かけないですが、画期的だなぁと思いました。
見た目は、、とっても怪しげ…笑笑
副作用はあまりない、と薬局の人は言っていましたが、日本のお医者さんは「海外でヘタに薬を飲むと日本の薬が効かなくなることもある」とおっしゃる方もいるようなので、お試しになる際はご自身で判断ねがいます。
ちなみに、副作用は英語でside affectsと言うそうです。勉強になったー!
さて、カフェに戻って、教えてくれた定員さんに
「これ買ったよー!」
I got this one!
と報告すると、知っている薬だったようで
「それはとってもいい薬だからきっと良くなるわ」
Oh this is a very good one. He must get well with this.
と言ってくれました。やさしい涙
そして、会計を済ませて帰ろうとすると、別の店員のお兄さんに
「これ、相方さんに」
This is for your husband.
と言ってスコーンをくれました。
やさしい号泣
お店の外観です。
やさしさに満ち足りて店を出ると、スコーンのお兄さんが子ども用の帽子をもって急いで外に出てきました。
キョロキョロしていたので、「きっと近くに座っていた子連れファミリーのだな」と思って私もキョロキョロ。
あ!あそこにいる!
I think they’re there!
と言うと、ホントだ!と言って
角を曲がろうとするファミリーに向かって走っていったお兄さん。
無事渡せたようです。石畳の街並みでこんなことがあると、なんとかの宅急便の世界にいるような、幸せな気持ちになりました。
ホテルに持ち帰って相方に渡すと、みるみる熱が下がったようで、翌日からはなんとか観光ができるようになりました!
年末年始でなければカード会社に相談してもいいかなと思いましたが、今回は手っ取り早く現地の方に聞いてみました。
なにかのお役にたてればうれしいです。
わにでした。